第9世代発売はいつ!?気になる第9世代の性能や消費電力

昨日発表されたCore iシリーズの第9世代。

全体的にブーストクロックが驚異的な数値で、特に9900Kでは5GHzと、市販用としては初めて5GHzを超えました。

今回は、気になるこれらのCPUの性能についてまとめていきたいと思います。

第9世代のスペック、実用性は?

まずはスペックから

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  i9 9900K i7 9700K i5 9600K i7 8700K(参考)
ベースクロック 3.6GHz 3.6GHz 3.7GHz 3.7GHz
ブーストクロック 5.0GHz 4.9GHz 4.6GHz 4.7GHz
コア数/スレッド数 8/16 8/8 6/6 6/12
TDP 95W 95W 95W 95W

 

この表を見る限りだと、9000番台は「コア数、クロックが上昇し、消費電力そのまま」というように見えます。

しかし、TDPはあくまで参考数値として信じていた方がいいのです。

 

なぜTDPは当てにならないのか

TDPを当てにしてはいけない理由、それは「会社によって算出方法が異なるため」です。

簡単に言えば、IntelとAMDでTDPの算出方法が違うのです。

 

TDPの定義に関して、AMDはほぼ最大消費電力に近い数値になっています。

しかし、Intelの場合は、TDPの定義の中に「インテルが定義する複雑なワークロードを実行した場合」という不明瞭な文言を入れており、AMD比較でTDPが低めに出るといわれています。

 

極端な話をしてしまえば、

同じTDP95Wの9900KRyzen7 2700、オーバークロックなどをせずにCPUだけの消費電力を比較すると、Ryzen7 2700の方が消費電力が低めになるのです。

 

第9世代の消費電力は?

そして、性能向上に対して気になる消費電力ですが、間違いなく増加しています。

 

というのも、これらのCPU発表に合わせて公開されたZ390マザーボードのほとんどで、所謂CPU電源、4+4の8pinを2つ指すようになっています。

先代の8700Kに対応するZ370では、ハイエンドモデルでもほとんどが4+4は1個のみとなっていることから、消費電力増加は間違いあるません。

AsrockのZ390 Taichi。左上の赤の囲いの中に、8pinと追加の4pinのソケットが見える。

 

9900Kの消費電力予想

推測ではありますが、9900KのTDPは、少なくとも4.7GHz以下のクロックで回した際にとられたものだと思われます。

その理由は、

  1. 製造プロセスが変わっていないので、同じコア/クロックあたりの消費電力はほとんど変わらないため
  2. コア数が少ない8700KのTDPが同じなので、より上のクロックであることはほぼあり得ないため。
  3. 全コアにブーストをかけるとしたら、コア数にほぼ比例する形で消費電力が上がっていくと思われるため。

です。

流石にベースクロックでTDPを取っているわけではないとは思いますが、この9900KのTDPは最大にブーストした際の数値ではないのでご注意を。

8700Kよりも低いクロックでTDPの値を取っているものと思われます。

 

9900Kで組む時には、オーバークロックしない場合でも、消費電力130W以上で考えたほうがいいかもしれません。

オーバークロックは難易度が高い!?(10/23追記)

9900kのレビューが解禁されましたが、どうやら全コア5GHzはなかなか難しそうです。

海外の著名オーバークロッカーの「der8auer」氏は、動画で以下のような考察を行いました。

・コアとヒートスプレッダの間の熱伝導を、グリスからソルダリング(はんだ)にして、性能を向上させたが、オーバークロックさせるためには不十分だ。

8700Kに比べ、CPUのダイが分厚くなっている。そのため、ハードなオーバークロックで十分な冷却をするために、(殻割りのほかにも)コアの表面を軽く削るなどの対策が必要である。

これはまだ販売されていない、レビュー版なので、参考程度にとらえておくべきだとは思います。

しかし、今までは殻割りだけで十分な冷却を得られたことを考えると、定格でもそれなりの発熱を覚悟しておいた方がいいかもしれません。

8コア8スレッドの9700Kは買いか

今までi7といえば、4コア8スレッドや6コア12スレッドなど、ハイパースレッディングが搭載されていました。

 

しかし、最近発見された脆弱性「メルトダウン」の対策としてか、第9世代ではハイパースレッディングは外す傾向にあるのでしょう。

今回はi9以外の採用はなさそうです。

 

そこで気になるのが、8コア8スレッドというIntelでは珍しいスタイルに変貌したi7。

ハイパースレッディングを外した代わりに、物理コアを2個増やしました。

 

結論から言ってしまえば、今のゲーム向けとしては問題はないと思います。

最近ではマルチコアを使いこなせるゲームも増えてきていますが、やはりクロック重視の方がゲームでは生きるため、8700KとはそこまでFPSの差は出ないでしょう。

 

ただし、スレッド数が減ってしまっていることは確かなので、マルチコア重視のベンチマークでは数値が下がる可能性もあります。

 

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やはり一番の懸念はIntelの値上がり

SSD値下げ、IntelCPUの不足と値上げの気になるニュース

少し前に上の記事でも書きましたが、今、IntelのCPUが世界的に品薄になっています。

 

8000番台と同じ、14nmで製造されている9000番台も、もろにこの影響を受けてしまいそうです。

詳しいことに関しては上のリンクの記事を参照いただきたいのですが、最悪の場合、年をまたいで影響することも考えられます。

 

販売開始が11月前までまでずれ込んだのも、おそらく必要な製造数が確保できなかったためでしょう。

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