Intel&Ryzen、2020年ゲームにおすすめなCPUまとめ!

Intel、AMDともに新世代CPU発表からしばらく経過し、価格、安定性ともにかなり落ち着いてきました。

今迄ゲームはIntelと長く言われてきましたが、最新のRyzen第三世代はゲーム時のパフォーマンスがかなり改善され、対等に戦えるようになりました。

では、自作するときどちらがいいのか、いつもの通りフィーリング重視で解説します。

IntelとRyzen、それぞれのメリット・デメリット

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では、現在のIntelとRyzenにおける、全体的な特徴を見ていきましょう。

Intel製CPUのメリット・デメリット

メリット

  • 古いタイトルを中心に、Intelに最適化されたゲームが多い。
  • 全体的に周波数(クロック)が高く、ゲームに向いている。

デメリット

  • Ryzenと比べると論理コア(スレッド)数が少ないモデルが多く、マルチタスクで若干弱い。
  • マザーボードがRyzen比で少し高い。
  • CPU型番末尾に「K」がついているモデル以外オーバークロック出来ない。
  • 付属のCPUクーラーがしょぼい(ハイエンド向けにはそもそもついてない)ため、別途用意する必要がある。

Ryzen(AMD製)のメリット・デメリット

メリット

  • 論理コア(スレッド)数が多く、マルチタスクに強い。
  • マザーボードがIntel比で安い。
  • 全モデルでオーバークロック可能。
  • X570マザーボードを使えば、おそらく次世代のCPUにも使いまわせる。
  • 付属のCPUクーラーが普通に使える。

デメリット

  • Ryzenに最適化されていないゲームがないわけではない。
  • 昔ほどではないが同価格帯だとIntelのほうがちょっとだけパフォーマンスがいい。

価格帯ごとのおすすめCPU

ここからは、上でいう利点弱点を一つ一つの製品に当てはめて解説していきますが、その前に一つだけ…。

Intel・AMD製CPUの末尾記号について

IntelやAMDのCPUを選ぶとき、特にIntelなどはCPU型番末尾に色々な記号(英語)が書かれ、CPUの特性を比較するうえで重要な指針となります。

ここではその記号について軽く解説します。

Intelの場合

  • K→オーバークロック可能であることを表す。基本的に同番無印品より通常クロック値が高めに設定されていることが多い。
  • F→内蔵グラフィック機能が非搭載であることを表す。この製品は別途グラフィックボードを使用しないと動作しません。

AMD Ryzenの場合

  • X→同番無印品と比較し、クロックが高い製品に付けられる記号。とりあえず付いてない奴より格上だと思っておけばいい。ちなみにRyzenはほとんどのCPUがオーバークロック可能なので、IntelのKに当たる区分は存在しない。
  • G→内蔵グラフィック機能搭載を表す(下記の製品内に該当なし)。Ryzenは基本グラフィック機能を内蔵しないが、G付きの製品は(内蔵グラフィック機能としては)比較的優秀なグラフィック機能を持っている。
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~1万円台

Intel Core i3 9100F

コア数/スレッド数 4/4
通常クロック 3.6GHz
ブーストクロック 4.2GHz
TDP 65W
内蔵グラフィック なし
オーバークロック 不可

1万円以下で4コア、4GHz超えを誇るコスパの高いエントリーモデルです。

私の感覚では、GTX1660あたりまでならCPUがボトルネックになることはないと思われます。

取り敢えず配信・編集をしないのであれば何ら問題はないでしょう。

AMD Ryzen5 2600

コア数/スレッド数 6/12
通常クロック 3.4GHz
ブーストクロック 3.9GHz
TDP 65W
内蔵グラフィック なし
オーバークロック

旧世代となった第二世代Ryzenです。

ややクロックが低いのが気になりますが、何と言ってもこの価格で6コア12スレッドが使えるのが最大の魅力。

ミドルロー帯のグラフィックボードをつけて、万能PCを作り上げましょう。

Intel Core i5 9400F

コア数/スレッド数 6/6
通常クロック 2.9GHz
ブーストクロック 4.1GHz
TDP 65W
内蔵グラフィック なし
オーバークロック 不可

6コア搭載、最大4.1GHzと、ゲーム用として求められるスペックを満たしたモデルです。

先ほどのRyzen5 2600とは、万能PC向けかゲーム専用にするかで住み分けができています。

スレッド数が少ないとはいえ6コアあるので、配信などもこなせます。

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2万円台

AMD Ryzen5 3600

コア数/スレッド数 6/12
通常クロック 3.6GHz
ブーストクロック 4.2GHz
TDP 65W
内蔵グラフィック なし
オーバークロック

6コア12スレッド搭載、おまけに4GHzも超え、ゲーム用としても弱点のなくなったRyzen第三世代のエントリーモデルです。

とりあえずこれで組んでおけば何でもできます。弱点という弱点もありませんし、Intelと違い付属のクーラーでも問題なく使用できるので、ミドル帯で迷ったらこれにしよう、ね?

Intel Core i5 9600K(KF)

コア数/スレッド数 6/6
通常クロック 3.7GHz
ブーストクロック 4.6GHz
TDP 95W
内蔵グラフィック あり(KFはなし)
オーバークロック

先ほどの3600と比較すると、こちらはゲーム性能特化といえます。

ゲーマーとして4.6GHzの高クロックが非常に魅力的。配信などをしなければスレッド数も及第点です。

ただしTDPが高いので、CPUクーラーは別途買わないと冷却・静音双方の観点から不足しています。


3~4万円台

Intel Core i7 9700(K・KF)

  9700 9700K 9700KF
コア/スレッド 8/8 8/8 8/8
通常クロック 3.0GHz 3.6GHz 3.6GHz
ブーストクロック 4.7GHz 4.9GHz 4.9GHz
TDP 65W 95W 95W
内蔵グラフィック あり あり なし
オーバークロック 不可

8コア、4.7GHz、K付きモデルでは4.9GHzを叩き出すモンスターです。

やはりIntelは高クロックが最大の魅力。その分TDPも高いので、それなりのCPUクーラーも用意してあげましょう。

配信などもそれなりにしたいというのであれば、後述のRyzen7 3700Xのほうが総合的な満足度は高いかもしれません。

AMD Ryzen7 3700X

コア数/スレッド数 8/16
通常クロック 3.6GHz
ブーストクロック 4.4GHz
TDP 65W
内蔵グラフィック なし
オーバークロック

スレッド数16、4.4GHzを65Wの省電力で実現する、野球でいえばまさに「5ツールプレイヤー」です。

配信とゲームプレイをハイレベルで両立するためには、このCPUが最適でしょう。

さらに魅力的なのは、冷却性能も及第点、見た目は空冷クーラー最強の「Wraith Prism」クーラーが標準で付属することです。

こちらはRGB制御が可能なので、PCに入れればさりげなく、そして美しく完成度を高めてくれるでしょう。

そしてTDPが65Wなので、安価なB450マザーボードを使用できます。先ほどのクーラーも併せて、Core i7 9700系列より5000~1万円程度浮かすことができます。


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で、結局どれがいいの?

あくまで僕の私的な感想ではありますが、同価格帯で比較した際のマザーボード・CPUクーラー等の価格や調達、省電力性を考えると、コスパを優先するのであればRyzenが無難な選択だと思います。

当然Intelが駄目というわけではないので、メリット・デメリットを自分の用途に落とし込んで考えて、最善の選択をしましょう。

【与太話】CPUとGPUのバランスについて

これは一般論でありすべてのゲームに当てはまる話ではありませんが、たいていのオンライン対戦ゲームでは、CPUよりGPUのランクを上げたほうが、FPS等パフォーマンスが向上するといわれています。

一つの例として、Ryzen3700X・3800X・3900Xで同じゲーム、同じ設定、CPU以外同じ構成でパフォーマンスを比較すると、3700X・3800X・3900Xの間で、FPS値は誤差程度しか違いが出なかったという話があります。(PUBGもそういった傾向がある)

最近の3Dゲームでは、グラフィックボードへの要求は上がり続けているものの、CPUへの要求はそこまで上がっていません。そのためパフォーマンスを出すために投資を行う上で、グラフィックボードに投資したほうが、CPUに同額投資するよりも大きなリターンを得られる可能性が高いということです。だからといってi3、i5に2080を積んだりとかは論外。

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