自作PCの電源にお金をかける理由

自作PCを作る際、皆さんはどのパーツにどれだけの予算を割くでしょうか。

見た目・性能・コスパ…、こだわるものは人それぞれです。

しかし、私としては皆さんにぜひ最低限のこだわりを持ってほしいものがあります。

それは、電源です。

電源はPC全体の寿命を左右する

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電源が寿命に大きくかかわるとは?

「安い電源だけど、容量は満たしてるし問題なく動いてるから大丈夫でしょ?」

確かにその通りです。

たとえ安い電源を使用したとしても、正常に動いている以上、私たちは普通その電源を疑うことはないでしょう。

しかし、見かけは正常だとしても、私たちが見えないところで、安い電源(品質の悪い電源)は以下のようなリスクを持っています。

①起動時のパワー不足

PCは起動するとき、ほぼ負荷0の状態から一気にエネルギーを必要とします。エアコンは電源投入時に一番エネルギーを食うとかいうのと同じ感じです。

当たり前ですが、急激なエネルギー消費量の増加で一番負荷がかかるのは電源です。

特にHDDは起動時に負荷がかかるという話は、SSDが普及する以前では結構有名で、電源の質が悪いとHDDが壊れやすいともいわれていました。

②恒常的な電圧不足

こちらは高負荷時に心配なケース。

特にグラフィックボード用補助電源ケーブルの電圧が表記されているものに達していないという話は、格安電源のレビューで散見できます。

電圧不足は過多よりもグラフィックボードに強い負荷を与えるため、中長期的に見て、グラフィックボードの寿命に悪影響が出てしまう可能性は高いといえます。

③電源故障

典型的な安電源の末路といえます。

こちらは症例さまざまで、冬など寒冷時に起動しにくくなる例、電源単独で音もなく壊れる例、他のパーツを巻き添えにして逝く例、非常にまれですが発煙・発火する例もあります。

発煙・発火はうせやろ?と思う人もいるかもしれませんがマジです。(どうでもいいが私はジャンクのTITAN Blackを発火させたことはある)

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いい電源の見分け方

上で挙げた症状は、いい電源なら絶対起こらないとは言いませんが、リスクがかなり下がるのも事実。

ここからは、まあそれなりにおすすめな電源の選び方について書いていきます。

①1万円オーバーで悪い電源は(ほぼ)ない

あまりにもざっくりしすぎていますが、値段的に1万円を超えたモデルにほぼ地雷はありません。

Corsairにしろサーマルテイクにしろ、どこも1万円を超えると品質が安定するような傾向が見受けられます。

②やはり安定のSeasonic

自作PC向け高品質電源といえばSeasonic。

長い間ジサカーに愛されてきた堅牢性はいまだ健在。エントリーモデルすら1万円超えとやや高めではありますが、信頼性は抜群です。

ちなみに、他社の電源の中身を使用し、外側だけ自メーカーが作るOEM電源は数多くありますが、Seasonic製の中身を採用したOEM品として、AntecのNEOECO Goldなどがあります。

③80PLUS認証は当てになる?

80PLUS認証とは、電源がPCで使うために電気を変換する際、どれだけ効率よく変換できているかを示す基準です。

上の図左から右にかけて高効率となり、PLATINUMが最高級となります。

あくまで電力変換の効率を示す基準ではありますが、電力変換効率がよい電源は当然高品質のパーツを使っていることが多く、また排熱も少なくなり劣化の原因も減るため、電源の品質にそれなりの相関を持つといえるでしょう。

ちなみに①で言った1万円以上の電源は、ほとんどがGOLD以上の認証を受けています。

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